ポエム
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空の青さすらも
この薄汚い夜の街で
愛想笑いをする君が好きだった
そんな街の空が青いだけで
絵に描いたような笑みを浮かべる君

君の嫌いだったタバコの味は
苦いしまずい
でもこれも趣がある
なんて言っちゃてさ

非日常にばかり期待を抱く僕
秋に降る冷たい雨は僕をぶった
目を覚ませと

在来線で旅に出ようよ
どこだっていいさ
どこか遠くの島へでも
過去に行くには何番線に行けばいい

中央線で愛を叫んだら
君は聞いてくれるかな
改札は僕を拒むかな
世知辛い
東京なんて嫌いだ

どうか僕より夜に馴染まないでくれ
24/03/26 04:06更新 / 帽子屋



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