ポエム
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雨上がりに
玄関先の

沢山の鉢植え ポットの花たち

行き交う車の視線に

誇らしげに 咲き誇る


部屋の中では

純白の百合の花

強烈な香りを放って

クラクラしそうなほど…


内も外も

我先にと 咲き競う

美しさも 可憐さも

このひと時に懸けて

主張し合ってる


朝方の 激しい雨に

そう言えば 庭の花桃

散る時を知ったみたいに

ピンクの花びら

地面を 敷き詰めていた



季節が巡る

否応なしに 時は移り行く


あとどのくらい

この場所に いられるだろう


守っていけるのだろう


時の流れに 抗うことなく


      前を見て しっかり  この先も…



















24/04/17 15:50更新 / 絵夢



談話室

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