ポエム
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花言葉・・・flowers
あの時、桃色の花達が笑顔で僕達を祝福してくれたね。

僕は君の手を取り、桃色のアーケードを一緒に歩いたよね。

君を想う僕の花、きっと、この桃色の花、サクラ。

花言葉は純血。

偽りのない君への想い。



あの日、太陽の子ども達が、優しく僕達を包んでくれたね。

僕は君を見つめて、黄色い世界の中心で蝉たちの恋歌に負けずに歌ったよね。

君に捧げる僕の花、きっと、この黄色い花、ヒマワリ。

花言葉は熱愛。

尽きることない君への愛。



あの瞬間、白や紫の小さな花達が、冷たい秋風に切なく揺れてたね。

僕は君を抱きしめて、色どり様々な迷いに揺れ動く想いを隠そうとしたよね。

君に贈るべき僕の花、きっと、この可憐な花、コスモス。

花言葉は愛情。

不確かで切ない君への愛。


あの想い、それは純白の雪に映える、眩しい紅色の花。

君は僕にまた微笑んで、大丈夫、そう言って抱きしめてくれたね。

君が咲かせた僕の花、ずっと、真っ赤に萌える恋の花、ツバキ。

花言葉は、理想的な愛、そして謙遜。

慎ましく疑いなき愛を君に。








24/04/07 08:07更新 / レストンべ



談話室

■作者メッセージ
移り変わる季節の花々に愛おしさを感じつつ、掛け替えのない大切な人への想いに揺れる恋心を、私なりに表現してみました。

季節により咲く花々も違いますが、どの花々も美しく健気に輝いて見えます。
時に迷い揺れることはあるかもしれませんが、大切な人への想いも花々のように、瞬間を彩り咲かせたいと思います。

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