ポエム
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一目惚れ、レモンの香りがした部屋で
12月
なぜ七夕を思い出す
笹の葉さらさら夢で流れた

見つめあう
水の都の3番街
初めて出会って好きってバカかな

その夜に
私のレモン 一生分の
一目惚れという 酸っぱい 夢見た


目があって
さえいなければこの人と
地獄に落ちる愛とは無縁だったのに

エッチと言う
言葉はあなたのためにだけ使う
レロレロしちゃおう 感じるキスで

小鳥とか
可愛がるのはやめてよね
どうせそのあと意地悪するでしょ

ねぇなんで?
あなたの色に染まったら
もういらないとか? お願い、狂いそう……

吹きすぎる
イデアの風に逆らって
戯れる罪 極北の自我

閉ざされた
迷路を蹴破り人生と
もうその地図からも 逸脱してやる

レロレロと
カラメる舌は そんな時
もう立てないほど 気持ち良い夢

夜の虹
橋の上から河原を見下ろし
月に帰れる道かな? 違った

夜、蛇が空
見上げた瞳に皮膜と猛りが
裸のあたしをジロジロ見やがる

お望みね?
あたしを与えて欲しいのね?
じゃあね、あたしを騙さないでね?

それでいい。
それだけでいい、みぃ〜んな、あげるよ
裏切ったときは、殺すよ、当たりき。

よみがえる
死んだと思っていたこころ
風に吹かれて 都会の墓場で

さあ おいで
こんな失敗 気にせずに
泣いちゃったのは やさしいからだよ

あたしの胸で
あなたの頭を撫で 抱きしめて
もういい このまま ひとつに なりたいです






19/01/27 19:12更新 / 花澤悠



談話室

■作者メッセージ
57577でお読みください。破調が多すぎですけど、いちおう57577で、お願いいたします。

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