ポエム
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ネコジャラシ
ゆらゆらと風にゆれる ネコジャラシ

夕暮れの駅の片隅で


なんの思いもなく 風のまま

軽い存在がゆれている


まだ短い花の穂は

風船みたいに小さくゆれる


垂れている花の穂は

バスの運転手さんに敬礼してる

 
降り出した雨に 走り出す人

ゆれて見送る ネコジャラシ
22/07/14 17:02更新 / 晏(あん)



談話室

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