ポエム
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甘め (糀通説)


しろき胚乳らの群体意識が
くちのなかに今つたわってきた
シャリ シャリと落とまでして
複素コロナ環式芳香族化合物
【1-オキサ-2,4-シクロペンタジエン】
通説 フラン もいいが
弥生期来なじみのれきしある
穀物さんに 陽を充て 水を与るのも
農夫の匠ナノダ
こんな ど いなかの農家にも
ゆ嫁めがきて 仔めも植え
(オギャアオギャア)
舎を墾がやし 芽まれ
あめがうるおすなか(じとじとぢぢ)
育 糧 て た
地道で日蔭の 彪イ吼ードラマなり
がおん 我恩ンと
ひるメモ(り)もてれび小説もドッキリ
それが納う魚ょうのイダイサ
ぢ み ち に朴訥に愚直に武骨に
汗背泥露波磔いて 拭ぐって
編夢泪みだにもまみれて 繩わ結って
湯も沸かして髪結って
奏う題に活きてそして die ↑
よめこと みとれみとられながら
おおぜ他趨の胃袋で溶けていった
往くじゅうまんもの児めたちにも
観おくられ出むかえられながら







24/03/16 06:32更新 / OTOMEDA



談話室

■作者メッセージ





農夫という主人公にもときには崇敬。

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