ディオニュソスの夜
「僕じゃ力不足だって言うのか!」
あいつにもらった黄色い帽子
酔いにまかせて キミの頭から
無理に奪って 夜空に投げ捨てた
キミの心はあいつを向いたまま
外側で僕は酒びたりのまま
いくつ星座が入れ替わっただろう
テセウスに置き去りにされた埠頭
空へ舞い上がる 北のかんむり座
泣き崩れる 哀れなアリアドネー
手を離すと キミが身を投げそうで
僕は 背中から強く抱きしめた
朝には振り向いてくれることを
酔った頭の隅で願いながら
あいつにもらった黄色い帽子
酔いにまかせて キミの頭から
無理に奪って 夜空に投げ捨てた
キミの心はあいつを向いたまま
外側で僕は酒びたりのまま
いくつ星座が入れ替わっただろう
テセウスに置き去りにされた埠頭
空へ舞い上がる 北のかんむり座
泣き崩れる 哀れなアリアドネー
手を離すと キミが身を投げそうで
僕は 背中から強く抱きしめた
朝には振り向いてくれることを
酔った頭の隅で願いながら