ポエム
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夜のステップ
まだ熱の残る夜のアスファルト 水気を蓄えた風は肌を撫でて少し表皮の体温を奪った デネブ、アルタイル、ベガ 適当に思い出せた星を夏の大三角とする 好きだと言ったその口で愛しているとは言えなかった 愛を語るには僕らはまだ子供だと思った サンダルで歩く夜の道の中 原初、月明かりだけが僕らを見守っていて後から訪れた文明はコンビニの光となって反対車線の足元を照らす 永遠の熱帯夜は冷え冷えとした君には似合わなくてそれがすきだった
24/04/26 21:24更新 / ハルさめさめ



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