次元の壁
宛名も住所も確認して
「届きますように」
と確かに送り出したのに
やっぱり今日も戻ってきて
私の場所を埋めていく
捨てても燃やしても濡らしても
いつの間にか元に戻って
私の場所で存在を主張する
厄介なやつ
勝手に増えて
私を悩ませる
他の手紙は送り出せば相手に届き
私の手紙は私の場所には戻ってこない
捨てようと思えば捨てれるし
勝手に増えることはそうそうない
でも
彼への手紙だけは例外
いくら送り出してもとんぼ返りで戻ってくる
勝手に増えて
減ることはない
そうやって私の場所を埋めていく
決して届くことの無い「アイラブユー」が
今日も私の部屋で寂しく響き
私の心にのし掛かる
「届きますように」
と確かに送り出したのに
やっぱり今日も戻ってきて
私の場所を埋めていく
捨てても燃やしても濡らしても
いつの間にか元に戻って
私の場所で存在を主張する
厄介なやつ
勝手に増えて
私を悩ませる
他の手紙は送り出せば相手に届き
私の手紙は私の場所には戻ってこない
捨てようと思えば捨てれるし
勝手に増えることはそうそうない
でも
彼への手紙だけは例外
いくら送り出してもとんぼ返りで戻ってくる
勝手に増えて
減ることはない
そうやって私の場所を埋めていく
決して届くことの無い「アイラブユー」が
今日も私の部屋で寂しく響き
私の心にのし掛かる