ポエム
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忘れられたふうりん 七月十七日
みんなから みんなから
忘れられたふうりん。
とっても とっても
さびしそう。
何年も 何年も
前のこと。
ふうりん屋さんの たなの上。
ふうりんがならんでいました。
「あっ、これがいい、これがいい。」
私と母は 一つのふうりんを 手にとりました。
ふうりんは その日から
わたしの家の のきのしたに。
リーンリーンと
やさしい 音色を たてていた。
でも ふうりんは いつのまにか
みんなから みんなから
忘れられちゃった。
どうしてかな どうしてかな。
人間の心のせい。
19/08/14 08:20更新 / 遊歩



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