はいけい あいする きみへ
ぼくが このほしに うまれおちてから
どれくらいのときが たったか わかりませんが
かこを こいしくおもう しだいでございます
きみと えいえんをやくそくした
あのひを こいしくおもう しだいでございます
ごぜん よじまえの ほのかな せかいは
きみの ように やさしくて
ぐんじょうに ちる ちいさな ゆめは
きみの ように せつないです
ここには なにも ありません
だれかの うたう さんびか も
どこかの くにの めさいあ も
ぼくには なにも ありません
おもえらく
のこされた きみとの おもいでは
たったひとつの しあわせです
うすれていく きみの えがおも
かすれていく きみの ことばも
けっして わすれない ように
あざやかな きおくと ともに
いつかまた どこかで おあいできますよう
きみ に さちあれ