ポエム
[TOP]
面影
四面に星が降とされてゆく
夕暮れの帰途は間に合わなかった

頼まれてもいない役割を
好んで手にして 忘れたいこと

きっと 誰かに話したいのかな
笑って ふざけて それが自分と

もう 何年も眺めていたんだ
忘れたくもない あの場所を
ずっと置いてある こころのかたち

在っても 無くても それは自分と

今宵も 何かが降とされてゆく

いつしか星は降ちなくなった
23/11/18 11:39更新 / 夢猫



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c