鐘が鳴り響いて僕は目覚める
風に乗って音色が耳に届く
揺さぶられる感情
どこまでも心地よく そのまま誘ってくれる

手招きして待っている扉
開けようか迷いながら向かってる
その先に何があるのだろう

永遠を信じて生きてきた
歳月を重ねて成長して
分かったのは無いってことだけ
絶望して悲しみに明け暮れたあの日
安らぎを求めて 旅立つ白い鳥達
行く先に幸福はあるのだろうか

先があるから楽しめる
先がないならどうなる？
無気力 無関心 暗い世界

静かな箱 小さな箱
窓から羽がひらり ふわり
黒色？ 白色？ 何色？
天使が舞い降りたとしたら何を願おう
毎日の想いが通じたのなら言葉はいらない
優しく微笑んで
そっと髪を撫でて 頬を触って

あとは瞳を閉じるだけ
ゆっくり瞼に重みをかけるだけ

安らかに あの空へ
鐘が鳴ってる あの場所へ