ポエム
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偽りから生まれるもの
本当は気付いていたんだ
でも気付いていないフリをしてた

音をたてて崩れていくのが怖かったから

自分に言い聞かせてた
鈍感なんだって 知らないんだって

この幸せを手放したくなかった
ずっと続いていてほしかったから

隠し通すことで何か良いことはあったのかな

崩れていく時期を先へと先へと
ただ延ばしただけなんじゃないのかな

偽っている自分が表に出るたびに痛くって

一人になると涙がでて

お互いに傷ついていくだけなのに

どこか遠くへ 
遠い場所に連れてってくれませんか

二度とふれあうことのないような

遠い 遠いところへ
19/04/25 00:56更新 / 雪月 葵



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