ポエム
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怠惰ちゃん
私の耳元で囁く君の吐息は、舐められたように生暖かく感ぜられる
君の言葉は理にかなっていて、パズルのピースが合わさったような納得感がある
そしてその言葉はいつでも私に都合のよいものだ
抗おうとも結局は君の弁舌に言いくるめられる
けれどもそれが心地良い
チョコレイトのようにねばつく甘い口づけを
もう一回とせがむ私の情けなさ
わかっているけど、胃の底から毒が回ったように酔ってしまうのです

21/05/01 19:48更新 / 道端



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