ポエム
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初恋
それは紫色の花弁が、ふっと散ったような衝撃でした
私は沈黙を聴いていた それは夜空の波の音
私は沈黙を聴いていた それが全てを告げていた
弱い少年の心は、憶測で全てを捨ててしまった
今ではなんともないはずが 何故だかそれが悔やまれて
継ぎ接ぎの記憶の中から何か悲しいものを、淋しいものを
取り出してみたくなったりするのです
21/04/30 19:27更新 / 道端



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