廃駅
どこかのだれか いつかの何か それを求めてここへ来た
旧岩沼駅よ 私の中で無限に広がるときめき、それは恐ろしい神秘
私はそれに敬服する
時代の足跡はかつての騒乱の墓場である
澄んだ空気に伸びきった草が、過ぎた時間を惜しむように存在している
それが妙に気分をくすぐって、80年代を知らない私は何だかもの哀しくて仕方ない
旧岩沼駅よ 私の中で無限に広がるときめき、それは恐ろしい神秘
私はそれに敬服する
時代の足跡はかつての騒乱の墓場である
澄んだ空気に伸びきった草が、過ぎた時間を惜しむように存在している
それが妙に気分をくすぐって、80年代を知らない私は何だかもの哀しくて仕方ない