ポエム
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炭酸水の泡
何かを食べたい強い欲求が
湧き上がっているわけでも無い
食べなくとも我慢出来るのに
お腹は音を立てている

冷えた炭酸水を流し込む
炭酸の気泡が空腹感を欺き
お腹の中で虚空の泡が弾ける

やがて炭酸水の泡は
しっこく心に居座る
アナタの言葉達を
弾ける様に消してゆき
心をシュワパチ シュワパチと軽くする

私が感じていたのは空腹じゃ無かったのね
25/08/02 07:47更新 / 憲治

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