ポエム
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天の采配
もう歩けない
そんな風に諦めたことがある

“歩け”
天は厳しかった

しょうがないから歩いた
ひとりで何回も転びながら

そうやって歩き方を学んだ
年齢だけは十分大人のくせに

いつのまにか一緒に歩いてくれる人ができた
笑いながら泣きながら

いつか聞いた心の声
「みんなと生きなさい。みんなと行きなさい」

ずっと手に入れたかったもの
もうひとりで歩かないでいいんだね
19/10/19 21:31更新 / Divai



談話室



■作者メッセージ
過去作。
今の僕があるのは自分の意志どうこうの問題だけじゃない。

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