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恐ろしや
人間の恐ろしさ

水面下で思惑が泳ぐ

ワザと泳がせて言質を取る統制者

全体の思惑を理解している正気の者たち

わたしの話なのに

わたしの知らないところで話が進んでる

正気の者たちから全体の思惑を知らされて

統制者は随分頭が切れる

周りからはポンコツって言われてるのに

「統制者の決定は覆らない」

覆せないように都合の良い言質を取って地固めしてる

みんな自分の都合を第一に泳いで

「ほとんどみんな仕事を他人に擦りつけたい奴ばかりだから」

わたしの仕事を

わたし一人では大変な仕事を

なぜ、わたしのことなのに

知らないうちに話が決まろうとしているのか

「もっと自分を主張できれば良かったね」

主張する隙がなかった

いや、力がなかったのか

わたしはまだまだ世間知らずな弱き者

こんなに策略を練って自分の主張を通そうとするのか

恐ろしや
21/02/05 21:08更新 / Divai



談話室



■作者メッセージ
なんでやねん。
自分の部署のトップはかなりヤバい。
なんか変だとは思ってたけど。
とぼけてるようで策略を練ってる。
他のみんなも仕事をしないで済むように一生懸命動いてる。
トップの思う壺なのに。
僕の話を詳しく聞いてきた人は一番まともな二人。
仕事もちゃんとやってみんなより働いて周りのことを考えながら動いてる。
僕は障害者雇用で他のみんなとは立ち位置が違う。
最近、みんなの立ち位置に少し突っ込むようになってきてる。
こういう現実があるとは知らずに。
世間を知らな過ぎるのかな。

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