Back Number『水平線』
4月21日(月)に起きた
患者間トラブルからのストレスで
落ち込んだ食欲も 徐々に回復し
今朝の食事は 完食できた
リハビリ施設での朝食
デイルームの共用テレビでは
NHKのリポーターが
スポーツ選手の勝者を
興奮気味に 祝福していた
勝者は
祝福されて然るべき
それは そうかも
知れないけれど
あの"負け組"代表バンド
Back Number が歌う
悲しさ やり切れなさが
僕の心に響き伝わる
曲名:水平線
作詞・作曲:清水依与吏
演奏:Back Number
動画サイト:https://youtu.be/iqEr3P78fz8?si=LfnB3H4brBXc7WNW
『
透き通るほど 淡い夜に
あなたの夢が ひとつ叶って
歓声と拍手の中に
誰かの悲鳴が 隠れている
』
『ウルトラマン』を見始めた当初は
僕も 一緒になって
そのヒーローを応援していたけれど
そのうち だんだん
いたたまれない気持ちになって
見るのを止めてしまった
公衆の面前で 叩きのめされ
孤軍奮闘の末 空しく
恥辱のうちに 処刑される怪獣たち
その一方で
一点の曇りもなき
正義を執行する
英雄=処刑人に 贈られる
割れんばかりの 拍手喝采
バラバラに引き裂かれた
汚らしい怪獣の骸を
苛められ 嘲笑われた
子どもの頃の
惨めな自分に
重ね合わせてしまう
2016年に発行された
ユヴァル・ノア・ハラリの
『サピエンス全史 日本語版』
ハラリの悲鳴に
まったく何も感じずに
まるで他人事のように
勝ち誇っている人たち
その 認知バイアスの酷さよ!
優しく 賢かったネアンデルタール人は
「イチ 抜けた。」
「ニ 抜けた。」
「サン は、なかなか抜けられない。」
式で さっさと
舞台を去って行った
勝ち残って
生き残って
有頂天の
地獄のサディストたちを残して
どうぞ、どんどん
『産めよ、増やせよ』
してください、と
言わんばかりに
なぜ 仏陀が
『人生、楽ありゃ 苦もあるさ』
と言わずに
『人生は苦である』と
『生』を『苦』の一点に 絞ったのか
分かってるさ、僕だって
泣きながら 戦っている
勝者たち だって
たくさんいるってことを
『人の心、ないんかい!?』
という お笑いのギャグも
最近 素直に笑えない
元『THE BLUE HEARTS』の
甲本ヒロトは
好きなアーティストの一人だけど
ハラリの著作を読めば 現バンド名を
『ザ・クロマニヨンズ』から
『ザ・ネアンデルタールズ』に
改名した方がいいかも、と
ちょっぴり 思ったりもする
患者間トラブルからのストレスで
落ち込んだ食欲も 徐々に回復し
今朝の食事は 完食できた
リハビリ施設での朝食
デイルームの共用テレビでは
NHKのリポーターが
スポーツ選手の勝者を
興奮気味に 祝福していた
勝者は
祝福されて然るべき
それは そうかも
知れないけれど
あの"負け組"代表バンド
Back Number が歌う
悲しさ やり切れなさが
僕の心に響き伝わる
曲名:水平線
作詞・作曲:清水依与吏
演奏:Back Number
動画サイト:https://youtu.be/iqEr3P78fz8?si=LfnB3H4brBXc7WNW
『
透き通るほど 淡い夜に
あなたの夢が ひとつ叶って
歓声と拍手の中に
誰かの悲鳴が 隠れている
』
『ウルトラマン』を見始めた当初は
僕も 一緒になって
そのヒーローを応援していたけれど
そのうち だんだん
いたたまれない気持ちになって
見るのを止めてしまった
公衆の面前で 叩きのめされ
孤軍奮闘の末 空しく
恥辱のうちに 処刑される怪獣たち
その一方で
一点の曇りもなき
正義を執行する
英雄=処刑人に 贈られる
割れんばかりの 拍手喝采
バラバラに引き裂かれた
汚らしい怪獣の骸を
苛められ 嘲笑われた
子どもの頃の
惨めな自分に
重ね合わせてしまう
2016年に発行された
ユヴァル・ノア・ハラリの
『サピエンス全史 日本語版』
ハラリの悲鳴に
まったく何も感じずに
まるで他人事のように
勝ち誇っている人たち
その 認知バイアスの酷さよ!
優しく 賢かったネアンデルタール人は
「イチ 抜けた。」
「ニ 抜けた。」
「サン は、なかなか抜けられない。」
式で さっさと
舞台を去って行った
勝ち残って
生き残って
有頂天の
地獄のサディストたちを残して
どうぞ、どんどん
『産めよ、増やせよ』
してください、と
言わんばかりに
なぜ 仏陀が
『人生、楽ありゃ 苦もあるさ』
と言わずに
『人生は苦である』と
『生』を『苦』の一点に 絞ったのか
分かってるさ、僕だって
泣きながら 戦っている
勝者たち だって
たくさんいるってことを
『人の心、ないんかい!?』
という お笑いのギャグも
最近 素直に笑えない
元『THE BLUE HEARTS』の
甲本ヒロトは
好きなアーティストの一人だけど
ハラリの著作を読めば 現バンド名を
『ザ・クロマニヨンズ』から
『ザ・ネアンデルタールズ』に
改名した方がいいかも、と
ちょっぴり 思ったりもする