私じゃだめだね
君がどんなに最低でも、君がどんなに傷つけてきても
君を悪者になんてできなくて、それでも思い出すたびに悔しくなる
こうなることはわかってて、選択の重みを知るのは
いつも口に出したあと

会いたいとかじゃないけど会えないのは嫌
毎日君のこと考えて、寝る前も起きた時も君のことばっか
君と最後の日、やり直そうって言ってもそっけなくて
切り替えてる君がいて

私達、もう2度と付き合うことはないよって？
わかったよ、そうだよね
でもなんで、やだよなんで….
会いたいとかじゃないけど会えないのは嫌

わたしじゃだめだね
わたしがわたしであること、君が君であること
それが原因だなんて、出会う時期を間違えたや
出会わなかったことにしてまた一からやり直したい

その子がわたしより大事なんだって優しいね君は
こんなに言われても望みが捨て切れないわたし

一緒にいても話すことないって言う君は…

君の、

君の足元に無数のボール

幸せになれなくても一緒にいたいと願ってたはずなのに
大好きだけど大嫌いで
いつの間にか辛くなって、幸せにして欲しくて
君が引き留めてくれないかなって
君がわたしを受け止めてくれないかって
君がわたしをみてくれないかって

耐えられなくて

私じゃだめだね　

そう言わせたの、わたし

■作者メッセージ
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