ポエム
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悪夢
海鳴りに耳を塞いだ
明日は船が出せないと
船乗りは呟いた

君にもらったドレス
捨てるつもりだったの

荒波に焼きついた夜
忘れはしないわ
アノ時も海は怒り荒れた

まだ幼い顔をした
自分はのばした髪を切り
神に祈り捧げ祈った

ドレスを切り刻んでは
荒波に捨て耳鳴りがする
不幸な自分を重ねては
荒波に飛び込めたならば

忘れては返す波の音に
大声で叫び続けたの

王子さまはきっと来るって…

19/12/27 08:31更新 / 秋桜



談話室



■作者メッセージ
そんな夢を見ました。

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