周りからは変人扱いされ

図書室の本が友達だった

頭には小さなコスモがあり

私は星の住人だと思い込んでいた

何でも読み漁った授業もうけず

クリスチャンな幼稚園で授業をサボると

お仕置き部屋に本と一緒に閉じこめて

怖くはないマリア様とイエス様が

ろうそくの火に灯され嬉しかったんだ

帰ったら母がいると思うと嫌で

滑り台の上で暗くなるまで本を読んだ

帰ると母からの虐待が待っていた

人に恥をかかせて楽しいか？と

シスターの連絡と母を憎んでいた

イエス様とマリア様と聖書は私の味方

耐えに耐えて乗り切ったが

大人になるまで消えなかったトラウマと存在

独り暮らしを転々としながら生きてきた

恩人が精神科に行くことを勧めてくれ

テストをして先生と話して私は初めて泣いた

笑うことさえ知らなかったからだ

沢山の精神病とIQの高さに目をつけられ

入院を進められたが拒否して引っ越した

クリニックもちゃんと探して安定はしてる

また引っ越しするけど目の前の陽気に

軽く目眩がして歩いていこうと心は走っている

■作者メッセージ
長々と、すみません。