ポエム
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日常
生まれて直ぐ 沈み入った空は
色を定めず

泡の見えない空間は
息を綴ることを忘れさせる

天気に振り回されて
一喜一憂し

雲の隙間から見える 澄んだ青を
何度も 何度も 抱き

灰の雲に覆われる度
ため息をつく

永遠に居たはずの 夜空
愛しく見つめても
何も思い出せない

その空が また
明けてゆく








21/01/12 12:08更新 / 海野原



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