ポエム
[TOP]
詩翔
思いの波が押し寄せると
白い世界にペンを走らせる

震える声が零れ落ち
涙が点在し文字が沈んだ
水のページ

言葉が絡みつき
支離滅裂の
黒のページ

過去の引き出しを
現在に乗せた
青のページ

我に返って
一度そのページを引き離す

そこから思いは背を丸め
詩のカタチへと紡がれる

不器用な手に全てを委ねて…

綴られた言葉は 羽を帯び

誰かの視界を求め
翔び立ってゆく







20/12/28 07:41更新 / 海野原



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c