いつか地球に住めなくなる日がやって来たら
宇宙へ行くしか成す術がない
いくら天文学や科学が発展しても
地球上を周り切るだけで精一杯
だから宇宙まで行くなんて
よっぽどの人でない限りそうはない・・・
だけどいざとなったら行けるかも
飛行機じゃ無理だからスペース・シャトルに乗るだろう

きっと今すぐ地球が破滅したら
まず最初に乗り込めるのは偉い人たちだけだろうな？
不公平に思うけどそれが現実
まるで欲望のピラミッドで出来ている勝者の世界
財や権力、地位、名誉など全て取り備えてなければならない
もしも私がその全ての条件を満たしたならば
真っ先に宇宙へ脱出出来るにちがいない
だけどこの地球以外に住める場所は宇宙上にあるのか？
そう考え続けてもきりがない
助かる道はそれしかないから

もし無事に住める所が見当たったら
きっと皇帝の様な偉い業を得たものが
新しい二つ目の地球を創り上げていくだろう
なんてすごい事なのに悲しくなる
おそらく地球が破滅して脱出できるのは
総世界人口の3分の１も満たないから
助かる人に貧困者、無学の者、下位の者はいない
上位の者しか残らない・・・惨い結末

かつて古代人が皇帝のもと支配された様に
新しい地球も・・・・・・
助かった者の中でまた新たなピラミッドを組み立てる
そして頂点に登った者が皇帝となって
揺るぎない力を放つだろう
法や文を極めて政治を作り
その皇帝は自らの欲望を誇示し始めるだろう

歴史はその時　新たにうねりを上げる

■作者メッセージ
我々が今生きているこの地球という場所はいつまで続くのだろうか？もし突然無くなってしまうのならどうなるだろうか？地球上で住めなくなったら宇宙に行くしかない！でも宇宙になんて簡単にはいけない。でも大きな財力や、地位、名誉などがあれば、誰よりも早く行けるのは間違いない。皇帝の様な偉い人間であれば助かる可能性は大きくなる。そしてもし助かったらまた地球と似たような住めるところを見つけて更に生き続けて行けるだろう。そんな次元を超えた、皇帝みたいになれば何でも可能性があるというファンタジーの世界を詩に纏めました。