ポエム
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マリンブルーを私に
普段の生活に飽きると私の場合
海がやけに見たくなる
しかも美しいマリンブルーに輝くような・・・・

風に吹かれながら太陽を片手で遮り
ヴァカンス気取りで海を見ていたら
恋人たちが『淋しそう』と思いながら
私の前を通り過ぎてゆく

美しいマリンブルーの海を見に来たのに
恋人を連れていないだけで
そう思われるなんてとっても悔しい
私にだって恋人位いるんだと
自分を庇う嘘などついて強がってみる

だけど本当に自分の心を騙し切れはしない
急に突然淋しくなって気だるくなってゆく
もう何もしたくなくなる程
落ち込むだけ落ち込む
こんな私を救っておくれ、哀しいよ
そう思った瞬間 海のマリンブルーが
私の前で熱く燃えた
激しい音立てて熱く燃えた
抑えていたものが吹き出して
自分の力では止める事が出来ない
20/06/06 12:17更新 / vayacondios



談話室



■作者メッセージ
日常生活に刺激がほしくなるとつい行ってしまう海。海の美しい輝きが今まで感じて来なかった以上に違う自分を、しかも普段大人しかった自分を全く違う情熱的な活発な自分に変えていくほどに煌めいてきた。その海の熱く燃えるような輝きに自分を投影して、変わっていく戸惑いに押されてみようかなぁと自問自答する主人公を描いています。

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