ポエム
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丘の上から海と街を見に行く旅
潮風に吹かれながら
丘から街並見下ろして
澄んだ青空 太陽に照らされた海
どれもみんな自分のもの

そう信じていたのに
そうじゃなかった
現に戻れば空っぽの自分
そんな自分ををさらけ出したいのに
さらけ出す事が出来ない
心が軽くなるってどんな感じ?
躰が軽くなるってどんな風?

もう強がりしか残らない
この強がりがどこまで続くか?
さらけ出るのは強がりばかり
いっそ誰かに寄り添って
躰の重荷を下ろしたい
そんな事さえ出来ずにいる
ひとりぽっちの自分

山の頂きに登った時に
初めて知った街の小ささ
ビルとビルや 家と家が犇き合ってる
そのひとつひとつが手に取るように判る
だからどれもみんな自分のもの
・・・なんて信じてしまう
20/06/02 11:32更新 / vayacondios



談話室



■作者メッセージ
普通に屈託なく毎日を生きてると自分って何だろうと考えるよね。そんな時ってなぜかどこか高いところに行ってみたくなる心理を誰しも心に持っていると聞いたことがある。自分を離れたところから見えるかもしれないという潜在意識があるからだ。だから私の場合、近くの丘に登って海や町を眺めることによって自分を客観的に見ることによって新たな自分を発見したいという欲求が働き、その時のちょっとした町から丘までの小さな旅をして経験した心境を歌にしました。

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