旅ってなんだろう。いろんな国を訪れて、なんだか自分の居場所を探していた気がする。
どこに行っても同じなのに、何か違うものを求めて旅に出ていたのだろう。
世界中には様々な人種の人がそれぞれの気質、環境に応じた生活をしていて
日本と違うとは思うけど、結局は同じだった。
誰も似たような感情を持っていて、人間として必要な生きることに関することも含めて
どこに行ってもみんな同じだった。
宇宙人でも探していたのかなとさえ思える。
でもこれでやっとはっきり言える。
どこにいっても結局は誰も似たように生きてるんだって。
シンプルだけど、実際世界中を隈なく旅をしなければ
実感できなかった。
果たしてあなたは何を見つけに旅をするのだろう？
行ってみたいところに行って、見たかったものを見る、
見たことのないものを見る、誰か自分を幸せにしてくれる人に出会うため？
勉強とかで、海外に行くというはっきりした理由がない人達は
私のように、旅で何かに癒されたいのではと
普段感じてないことを実は感じていて気付いていなかったことも
海外に出ると感じてくることもある。
でもそれにはちょっと長い旅になるかもしれない。
癒される旅ってどんなに旅しても癒されるのは旅してるときで
旅をしてないと途轍もない虚しさが押し寄せてくる。
そんな時に見る夕日はとくに心を痛ませる。
針でつつかれているような強い太陽の光線ひとつひとつが
突き刺さっているようで、胸騒ぎがしたものだった。
旅をしてるとそんな自分が哀れに思い、死になくなることもある。
実際それで命を絶った旅人も私は知っている。
旅の酸いも甘いも知り尽くした私が語る人生論は
決して他人事ではないです。
旅によって救われる人、救われない人いるけれど
生きるということをその前に忘れてはいけない。
旅ってその答えを教えてくれている、誰かが教えてくれないバイブル。

■作者メッセージ
旅人としてたくさんの国を旅して、結局、世界どこにいっても我々人間はみんな人種、文化、言葉、宗教などが違うだけで本質は全く同じであるということを訴えてる旅人の悟りの詩です。どうか感じてください。旅人の気持ちを少しでも理解していただければ何よりです。