理想の「私」はどうですか？　思っていたのと違ったみたい
でもすぐ捨てることないじゃない
まだ変わることはできるから、ヒビ割れる前に直してよ。

練って捏ねて変幻自在　まるで都合の良い私みたい
飽きて捨てられてどこまでも　落ちこぼれの私そっくり

新しい「私」はどうですか？　思い通りで気持ち悪い？
でもあなたが望んだことじゃない
また変えるくらいなら、ヒビ割れるまで傍にいてよ。

会って話して期待外れ　人の気も知らないで
他に当て見つけて消えたくせに　都合悪い時だけ来ないでよ

中途半端に「私」を作っては　すぐ離れてしまう貴方
そんな雑に扱うから心が乾いて砕け始めてきた
屑になる前に潤して、1/2の後悔の涙

実際(リアル)の「私」はどうですか？　思ってもいなかったみたい
でも気付いた頃にはもう遅い
また変わらないなら、ヒビ割れるその瞬間見届けてよ。

舐めて馬鹿にして上から目線　私の何がそんなに憎い？
笑って見下していつまでも　私の何が気に食わない？

中途半端に「私」を作っては　すぐ離れてしまう貴方
そんな雑に扱うから心が乾いて戻らなくなってきた
もっと沢山潤して、3/2の懺悔の涙

完成した「私」はどうですか？　昔のことが嘘みたい
でも随分焦っていたじゃない
まだ変えるつもりなら、ヒビ割れるまで放置しないでよ…

中途半端に「私」を作っては　すぐ離れてしまう貴方
気分で扱い方違うから心はとっくに砕けて散らばってた
何言ったってもう無駄ね、屑を作った駄作家

■作者メッセージ
歌詞として書きました。
駄作家(ださっか)と読みます。
頑張って相手に合わせても、結局は違うと言われて簡単に捨てられる。友達でも恋人でも、そういう経験のある方はいると思います。
でも相手に合わせようと努力した分は、いずれどこかで必ず自分のためになると思うのです。
実際私もこの歌詞の「私」のような人間でした。
この歌詞を見て少しでも共感していただけたらとても嬉しいです。
よかったらご覧ください。