ポエム
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薄明にたそがれ
照らす太陽 晴れた空 君のこと思い描いてる
偶然にも鳴り出した電話を手に響く君の声

二人出会ったあの砂浜
呼び出された意味に何となく気付いてた
電話口の声 沈んだ君の声

気付かない振りしてたけど 気付かないはずもないよ
「離したくない きっと離しはしない」
そう自分に言い聞かせて足取り重くあの場所に向かう

誰よりも強く想ってる
そんな俺の気持ちに気付いてると思ってた
滲むその瞳は今にも溢れそう

気付かない振りしてたけど 気付かないはずもないよ
「最後に一度強く抱き締めたい」
傍に立つ見知らぬ男を前に叶うはずもないことなど

白い砂浜 青い海 君の頬 全て紅く染め
海の底に焼け落ちた夕陽を背に沈むこの心
25/05/31 18:57更新 / Xiu



談話室

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