ポエム
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足音
午前0時

微睡みの中に響く足音は

君が会いに来てくれた真実


玄関の扉越しに見えた姿

ドアノブに手を掛け

でも踏み切れず

背を向けて

小さくなって行く君を

見届ける事しか出来なくて

僕はただ小さく手を振った


其処に残る香りが

痛いくらい優しくて

少し包まれていたかった


やがて空は白み始め

跡は消えて行く
25/05/29 19:51更新 / Xiu



談話室

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