泡のゆめ
くらげににてる触覚まわるまわる…
怪盗がっぱをあたまにのせて
ちょっぴり纏う
浮輪みたいな疑問
名前はうぶまる
それはお歌を教わって
失わずにいられた心のおまけ
(風の隙間につかまって、およぐ)
あのひとは
いまならどんなお歌を作ったのだろうと気になりはじめたときに
失いたい気持ちは
すでに盗まれていた
捕まえられそうなところから
(「まだいらなくなるようにね」 と。)
どこかで分かち合えるまで、なんて
言い訳のしやすい約束で足りるかな
(水には戻らない)
きみ と わたし の
行き先は知らないけれど
膨らむ期待をくるんでふわふわ
まるくなる。
怪盗がっぱをあたまにのせて
ちょっぴり纏う
浮輪みたいな疑問
名前はうぶまる
それはお歌を教わって
失わずにいられた心のおまけ
(風の隙間につかまって、およぐ)
あのひとは
いまならどんなお歌を作ったのだろうと気になりはじめたときに
失いたい気持ちは
すでに盗まれていた
捕まえられそうなところから
(「まだいらなくなるようにね」 と。)
どこかで分かち合えるまで、なんて
言い訳のしやすい約束で足りるかな
(水には戻らない)
きみ と わたし の
行き先は知らないけれど
膨らむ期待をくるんでふわふわ
まるくなる。