ポエム
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空と雪と世界と君と
走ってる雪の中

まっさらな大地に

一つ。二つ。三つ。

生きてる証が刻まれてく

白い吐息が空に溶けていく


雪の上に寝そべる

「寒いよ」

「会いたいよ」

「何処にいるの」

その声は誰にも届かない

ただ、わざとらしく

雪が慰めにかかるだけ


鬱陶しいよ

ほっといてよ

僕の心なんか誰にもわかりはしない


雪は僕の上に降り続く

夕日が沈んでく

残酷なくらいに

見たくないんだ

聞きたくないんだ

知りたくないんだ

現実なんか知っている

でもね

言えないや

君を待ってるから



手を延ばして


「消えちゃえ」


なんて
16/12/03 15:45更新 / 露風



談話室



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