夜、布団にて
どうかこの僕の体にぐるぐると渦巻く黒いものを取ってくれないか
きっとひょいと摘んでぽいと捨ててしまえば僕は清廉潔白な人間になるのだろう
だけど取れないんだ
僕が未熟だから取る術を知らない いや、
知っているけど取ろうとしない
それが僕の未熟たる所以
このまま黒いものを抱え続け淀んだ人間のまま生きていくのか
放って置いてくれと変わりたいの間をくぐり抜けながら今日も僕は眠る
きっとひょいと摘んでぽいと捨ててしまえば僕は清廉潔白な人間になるのだろう
だけど取れないんだ
僕が未熟だから取る術を知らない いや、
知っているけど取ろうとしない
それが僕の未熟たる所以
このまま黒いものを抱え続け淀んだ人間のまま生きていくのか
放って置いてくれと変わりたいの間をくぐり抜けながら今日も僕は眠る