足元のライン
足元には一本のライン
あたしはこっち そして
あなたはラインのあっち側
あなたと出会ったときから既に
ラインは引かれていたから
あたしはいまだ
そこを越えることができない
あの子も その子も
ラインなんて気にせず
誰かの元へ飛び込んでいけるのに
あたしは見つめるだけ
手を伸ばすことすらできやしない
もう 彼方を向くあなたは
こっちを振り向いてはくれないのかな
足元のラインが阻むから
その背中にすがりつくことなんて
あたしにはできない
あたしはこっち そして
あなたはラインのあっち側
あなたと出会ったときから既に
ラインは引かれていたから
あたしはいまだ
そこを越えることができない
あの子も その子も
ラインなんて気にせず
誰かの元へ飛び込んでいけるのに
あたしは見つめるだけ
手を伸ばすことすらできやしない
もう 彼方を向くあなたは
こっちを振り向いてはくれないのかな
足元のラインが阻むから
その背中にすがりつくことなんて
あたしにはできない