空色綿飴
羊が一匹
柵を越えて大地蹴り
白鳥になる空向こう
白鳥羽ばたき
千切れてほどけて
雲になり空に浮く
空向けた人差し指で
くるりと雲をかき混ぜれば
ざらめの雨が降ってきた
夢は遥か空のように
捕らえどころなく広いから
私になんか収まらない
現実になんてなってくれない
ざらめ紡いで巻き上げて
空色綿飴を頬張った
広がったのは涙味
零れた涙は視線の先で
弾けて溶けて
空に向かって飛んでった
柵を越えて大地蹴り
白鳥になる空向こう
白鳥羽ばたき
千切れてほどけて
雲になり空に浮く
空向けた人差し指で
くるりと雲をかき混ぜれば
ざらめの雨が降ってきた
夢は遥か空のように
捕らえどころなく広いから
私になんか収まらない
現実になんてなってくれない
ざらめ紡いで巻き上げて
空色綿飴を頬張った
広がったのは涙味
零れた涙は視線の先で
弾けて溶けて
空に向かって飛んでった