ポエム
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子どもの頃は

星の数ほどやりたいことがあった

大人になったら何でもできると思って

やりたい星をただ見上げていた


少し大人になると

都会の夜空のように

やりたい星は減っていた

大人になってもこれはできない

星がまたひとつ消えた




やりたい星は雲に隠れて

やらなきゃ星が見えだした

僕はその星が嫌いだった


やらなきゃ星は今も空に浮かんでいるけど


僕は地面を見つめていた

16/08/21 02:14更新 / 魚雪



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