クロッカスの日々
ボクは君の味方だと誰かが言った
どうしてそれが出来るというの?
私の見方を知らない癖に
寄り添うことが愛だと誰かが言った
どうしてそれだけで良いと思うの?
私の体温しか要らない癖に
いつかのクロッカスはとっくに萎れ
空のガラス瓶だけが、夕日を紫に染めた
年月が何かの証明になるとして
二人の為にはならなかった
ただ、それだけの事だった
急ぎ結んだ髪ゴムで
誰かの去っていった駅へとかけてゆく
そんな日々が無かったわけじゃない
年月が何かの証明になるとして
二人の糧には足りなかった
ただ、それだけの事だった
久しぶりに花を飾りたくなったけれど
選ぶべきものの名はわからなかった
どうしてそれが出来るというの?
私の見方を知らない癖に
寄り添うことが愛だと誰かが言った
どうしてそれだけで良いと思うの?
私の体温しか要らない癖に
いつかのクロッカスはとっくに萎れ
空のガラス瓶だけが、夕日を紫に染めた
年月が何かの証明になるとして
二人の為にはならなかった
ただ、それだけの事だった
急ぎ結んだ髪ゴムで
誰かの去っていった駅へとかけてゆく
そんな日々が無かったわけじゃない
年月が何かの証明になるとして
二人の糧には足りなかった
ただ、それだけの事だった
久しぶりに花を飾りたくなったけれど
選ぶべきものの名はわからなかった