ポエム
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夕日に照らされた
薄暗い部屋
響き渡る蝉の声が
やけに寂しく聞こえた

光から隠れてみたくて
閉じこもったこの場所
漏れてくる陽射しに
逃げるのも億劫で
独りベッドに沈んだ

誰かが綺麗だと歌った茜色に
憂鬱を抱いてみても
変わることなく
ただあり続けている

鬱陶しいと感じる
異常な思考回路は
今夜も月に溶けていく



また 朝に隠れるまで
20/09/03 20:35更新 /



談話室



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