夕
夕日に照らされた
薄暗い部屋
響き渡る蝉の声が
やけに寂しく聞こえた
光から隠れてみたくて
閉じこもったこの場所
漏れてくる陽射しに
逃げるのも億劫で
独りベッドに沈んだ
誰かが綺麗だと歌った茜色に
憂鬱を抱いてみても
変わることなく
ただあり続けている
鬱陶しいと感じる
異常な思考回路は
今夜も月に溶けていく
また 朝に隠れるまで
薄暗い部屋
響き渡る蝉の声が
やけに寂しく聞こえた
光から隠れてみたくて
閉じこもったこの場所
漏れてくる陽射しに
逃げるのも億劫で
独りベッドに沈んだ
誰かが綺麗だと歌った茜色に
憂鬱を抱いてみても
変わることなく
ただあり続けている
鬱陶しいと感じる
異常な思考回路は
今夜も月に溶けていく
また 朝に隠れるまで