マグマ
ただれまくった太陽
わなないた陽炎
灼熱の空を凍えさせながら飛んでいく
そんな心があったらいい
冴え渡った感覚
澄まされた殺気
とこしえの闇を切り取る青白い輪郭
そんな感性に包まれてみたい
愛だとか夢だとか
富だとか希望はおろか
薄皮一枚のもろい幻想に動じない
そんな意気地がほしいのさ
他人の視線はどうであれ
怖れおののいてもどうにでもなれ
まやかしの自己暗示をかけて白昼夢
蝋の羽も空の彼方に溶けていくように
でも胸底でほとばしっている火花
互いに反発させあいながら
絡んでもつれ合って地面を突き刺す
ギザギザした稲光の尖った剣先のように
あがいてももがいても
閉ざし続けるドアに向かって
緊張と動悸の息の根止めて
その壁いっぱいにひびを入れてやる
そんな気持ちを隠しながら
決して誰にも悟られまいと
今日もひとり、俺は街を行く
きっと、いつか…と秘めながら
わなないた陽炎
灼熱の空を凍えさせながら飛んでいく
そんな心があったらいい
冴え渡った感覚
澄まされた殺気
とこしえの闇を切り取る青白い輪郭
そんな感性に包まれてみたい
愛だとか夢だとか
富だとか希望はおろか
薄皮一枚のもろい幻想に動じない
そんな意気地がほしいのさ
他人の視線はどうであれ
怖れおののいてもどうにでもなれ
まやかしの自己暗示をかけて白昼夢
蝋の羽も空の彼方に溶けていくように
でも胸底でほとばしっている火花
互いに反発させあいながら
絡んでもつれ合って地面を突き刺す
ギザギザした稲光の尖った剣先のように
あがいてももがいても
閉ざし続けるドアに向かって
緊張と動悸の息の根止めて
その壁いっぱいにひびを入れてやる
そんな気持ちを隠しながら
決して誰にも悟られまいと
今日もひとり、俺は街を行く
きっと、いつか…と秘めながら