殻
足を洗って
荷を解いて
身ぐるみの中に投げ出した
縁に向かわず
ぼやけた机に頭を垂れた
仰ぐ先の笑みに
返す言葉も忘れてしまった
いつまで
手鏡に映った
自分の姿を探すのか
落ちた日を逆さに見ては
浮かれて沈む
いつまで
身寄りのない
自分の相手をしているのか
荷を解いて
身ぐるみの中に投げ出した
縁に向かわず
ぼやけた机に頭を垂れた
仰ぐ先の笑みに
返す言葉も忘れてしまった
いつまで
手鏡に映った
自分の姿を探すのか
落ちた日を逆さに見ては
浮かれて沈む
いつまで
身寄りのない
自分の相手をしているのか