ああ晴れた日よ君が好きだ。
ざわざわと揺れる木々は君の髪
しみじみと照らす夕日は君の瞳
僕は何にでもなれる　どこへでも行ける
何だってできる　何だって書ける
走っていればいいよって君は僕に教えてくれる
そして美しいものを見せてくれる
オレンジに染まるビルの白い壁
ぼうっと混ざり合う街と光の海
空に見えないスプーンを立てて
ミルクの雲を混ぜる冷たい風
君が今日もいてくれたから
明日がきてくれればと思う
君が明日もいてくれるなら
日々がこのまま続けばと思う
晴れた日。ただ素敵すぎる晴れた日。
僕は君のために生きている

■作者メッセージ
今日は雨の日でした。