ポエム
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雪に残した足跡
葉の落ち切った街路樹の横
肩をすくめ一人歩く

気が付けばパラシュートのように
ゆっくりと舞い降りる雪が頬をくすぐる

白く塗られたアスファルトに足跡は残るけど
降り積もる雪にいつか消されてゆく

君と過ごしたあの日々も
やがてこんなふうに薄れてゆくのかな

少しだけ望ましくも切ないこの現実を
突きつけるように雪は降る
23/12/14 23:20更新 / 儚月



談話室



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