ポエム
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過去の自分へ
冬の厚い雲は私を象徴しているようであった。

もう長くない。医師と看護師の態度、身体の重さ、そして、直感。

自分は他の人間とは違うのだ、いつ死んでも後悔なんて何一つない。

そんな思いが、ただの強がりだったと気づくには少し遅すぎたかもしれない。

一つだけ、本当に一つだけ、後悔していることがある。



21歳の自分へ

自分勝手な君を自分勝手に愛してくれる彼女のことを大切にしなさい。

それだけ、ただ、それだけです。






19/12/13 18:01更新 / おーた



談話室



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