ポエム
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想い出
君のその声は少し特殊で
僕のこの恋が僕だけのものだと
妙に納得した僕の心が
まっすぐに君を見つめていた

夜闇に響くどこか抜けた音
花火とともに打ち上がった僕の情熱は
夜空を背景に美しく爆ぜた
君の横顔は母の面影に似てた

君の笑顔を奪わぬようにと
固く鍵をかけしまった自分
ブルーハワイ味のかき氷は
強くて脆い恋の味がした

君と結ばれなくたっていい
いつまでも僕は子供のまんまで
いつかは君を傷つけてしまう
無理なことがあまりに多すぎるから

だからせめて君に返していきたい
今まで僕がもらった量だけ
気障な言葉で飾ってみるより
僕の伝えたい想いはひとつ

君の香りは幼き日々のよう
どこまでも愛され育った記憶の
片鱗が放つ小紫陽花の香り
君の肩に触れ伝える想い

好きだよ。幸せになってね
23/03/26 18:41更新 / たろう



談話室



■作者メッセージ
この詩は、3年間ずっと好きだった人のことを想い作った詩です。
どうか幸せになってほしい。この言葉に尽きます。

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