チェインスモーカー
喫煙所の扉を開けると
悔恨の白い煙が肺を襲う
ここにいる人たちはみな 悔恨の奴隷だ
口に煙草を押し付け 涙を隠して
もう戻ってこない関係の数だけ
煙草を燻らす 何度も何度も
自分への憎しみの数だけ
煙草の火を殺す 何度も何度も
チェインスモーカー 綺麗な言葉で
僕たちを片付けるな 何もわからずに
肺は爛れて 焼け焦げた――
喫煙所の扉を開けて 世俗へ戻る
真っ黒に淀んだ灰皿の中身が
僕に優しく手を振っている
悔恨の白い煙が肺を襲う
ここにいる人たちはみな 悔恨の奴隷だ
口に煙草を押し付け 涙を隠して
もう戻ってこない関係の数だけ
煙草を燻らす 何度も何度も
自分への憎しみの数だけ
煙草の火を殺す 何度も何度も
チェインスモーカー 綺麗な言葉で
僕たちを片付けるな 何もわからずに
肺は爛れて 焼け焦げた――
喫煙所の扉を開けて 世俗へ戻る
真っ黒に淀んだ灰皿の中身が
僕に優しく手を振っている