ゆりかご
夜のゆりかごの中で、僕は穏やかに息をする
息をする毎、夜空に泡が昇っていく
その泡は僕の頭上でパチンと音をたて
小さな星々に変わる
――見てごらん、あすこに沢山の星が昇っていくよ
星々は、つまり、僕の心に生まれた想いが星になる
僕の心は、こんなにもあなたへの想いであふれ。
――あなたの苦しみを、全て包み込み消してしまいたい!
バルコニーから見下ろす庭
そこから響く秋虫の声
心が気持ちを抑える音だ。
遠くに見える高架橋
右へ左へ走っていく車
僕の心も同じように
これが正しいか正しくないか
行ったり来たり迷っている
まだまだ続く、秋の夜長
静かな街に響いたバイクの音が
いみじく場違いな音が
僕の心の本当に聴こえた
息をする毎、夜空に泡が昇っていく
その泡は僕の頭上でパチンと音をたて
小さな星々に変わる
――見てごらん、あすこに沢山の星が昇っていくよ
星々は、つまり、僕の心に生まれた想いが星になる
僕の心は、こんなにもあなたへの想いであふれ。
――あなたの苦しみを、全て包み込み消してしまいたい!
バルコニーから見下ろす庭
そこから響く秋虫の声
心が気持ちを抑える音だ。
遠くに見える高架橋
右へ左へ走っていく車
僕の心も同じように
これが正しいか正しくないか
行ったり来たり迷っている
まだまだ続く、秋の夜長
静かな街に響いたバイクの音が
いみじく場違いな音が
僕の心の本当に聴こえた