明日のために
タッタ、タッタと、
希望の音がする。
憎しみが内臓を焼いた、
あの日を乗り越え、
確かに僕は、
ここに生きている。
楡の木が吸収していく、
心が出した、煙。
なぜ生きているのか、
なぜ今生きているのか、
それは、あの日の苦しみを、
乗り越えるためだったろう。
だから僕は、神社の参道を。
自分だけのために、
自分だけの泪で濡らして。
歩いていく。
タッタ、タッタと
希望を鳴らしながら。
希望の音がする。
憎しみが内臓を焼いた、
あの日を乗り越え、
確かに僕は、
ここに生きている。
楡の木が吸収していく、
心が出した、煙。
なぜ生きているのか、
なぜ今生きているのか、
それは、あの日の苦しみを、
乗り越えるためだったろう。
だから僕は、神社の参道を。
自分だけのために、
自分だけの泪で濡らして。
歩いていく。
タッタ、タッタと
希望を鳴らしながら。